ベビー用品購入で悩んでいる人
「ベビー用品をなるべくコスパ良く揃えたい。
育児経験者から、必要なかったベビー用品の話を聞きたいな。
必需品リストに載っているものでも代用できるものはあるんじゃないかな?
合わせて、逆に意外と役立ったベビー用品も知りたいな。」
こういった疑問にこたえます。
我が家は二人の子供がおり、様々なベビー用品を使ってきました。
出産前は子供のことを何も知らなかったので、周りの情報のままに購入してきたが実際には使わなかったり大人のもので十分代用できるベビー用品がたくさんあることに気づきました。
今回は経験からご紹介します。
必要なかったベビー用品と我が家の代用品
必需品と書かれているものでも、家庭にあるものでも十分対応可能なものがたくさんあります。
どうしても必要になったらその都度購入すればOKです。
ベビー衛生用品 (代用品:大人の爪切りなど)
出産準備リストに必ずと言っていいほど乗っている赤ちゃん向け衛生用品、爪切りやブラシなどですが、私にはすごく使いづらくて大人用の普通の爪切りなどで十分でした。
泣きわめく赤ちゃんを押さえつけながらハサミで小さい爪を切るというのが無理でした。
セットに付いている鼻吸い器も全然吸わなくて使えませんでした。
おしりふきウォーマー (代用案:お風呂でお尻を洗う)
友人はとても便利だと教えてくれましたが、私は使いませんでした。
冬に冷たいおしりふきでおしりを拭くと大泣きするよと言っていましたが、おしりふきウォーマーまでおしりふきを取りに行くのが面倒くさくて、 活躍しませんでした。
(常時コンセント接続必須のため)
しかも冬などは取り出してもすぐに冷えてしまうので…。
ちなみに、オムツ替えでうんちの時は毎回お風呂の温かいシャワーで洗い流していました。
冬でも、上半身の服は脱がずに温かいシャワーをすれば、全く冷えず風邪もひきませんでした。
おまる (代用品:トイレ補助便座)
おまるは一度も使いませんでした。
おまるに乗せても乗り物みたいにしか使ってくれませんでした。
しかも、補助便座部分もうちのトイレのサイズに合わなくて使えませんでした。
大人がトイレに行くのはよく分かっていたようで、トイレに他社の補助便座を乗せて、足置きのステップを置くだけでトイレトレーニングはOKでした。
実際のところ、おまるの掃除ってどうすればいいのか謎だったので、大人の事情としてもおまるを使わなくて済んでとても助かりました。
トイレトレーニング用おむつ
濡れると不快感があるというトイレトレーニング用おむつですが、一枚単価が高めですし、こどもは普段のおむつと変わらないようにするので不要でした。
代わりに分厚い4層のパンツ5枚程度を購入して活用しました。
大量のスタイ・よだれかけ (代用品:ハンドタオル)
よだれかけは数枚は必要ですが、10枚セットなど大量にはいりませんでした。
お祝いでもらえる事が多いので、そういったちょっと良い数枚を普段からフル活用でOKだと思います。
自宅ですとハンドタオルに紐付きクリップをつけるので代用しても十分ですし、長時間のお出かけでも2~3枚あれば間に合います。
ちなみに一番使えるのは、よだれかけの裏に防水生地が付いているタイプでした。
大量のガーゼハンカチ(代用品:ハンドタオル)
スタイと一緒ですが、ガーゼハンカチも2枚程度あれば十分で、基本的にハンドタオルで代用可能です。
ガーゼハンカチの一番活躍するところは退院直後の沐浴ぐらいかなと思います。
そんな沐浴でも、別にガーゼハンカチではなくハンドタオルでも間に合います。
授乳枕 (代用品:ビーズクッションなど)
なんだか使いにくくて不要でした。
高さが思ったところより低かったり、授乳枕を付けると動きにくいというのが主な理由です。(例えばミルクを吐き戻した時に対処しにくいなど)
元から家にあった無印のビーズクッションでミルクをあげていたのですが、それで十分でした。
大型のジャンプ出来るおもちゃ
その場でジャンプするタイプの大きいおもちゃですが、ごくたまーに使う程度であまり使ってくれなく、場所も取りますし不要でした。
このおもちゃで遊べる月齢は、つかまり立ちが始まるくらいですがそういう子はこの中だけでひたすらジャンプするより、つかまり立ちしながら色んな所に移動するほうが楽しかったようです。
意外と役立ったベビー用品
逆に、出産前までは「不要だろう、邪魔だろう」と思っていたものでも、予想外に役に立ったものもあります。
ベビーベッド
必要論と不要論が拮抗するベビーベッドですが、うちは4歳・5歳の子でもまだまだ寝ています。
新生児の時あたりはほぼ毎日活躍し、つかまり立ちをし始めるとベビーベッドから出たがるり、「活躍する期間短いな…」と思っていましたが、
2歳以降すこし落ち着いてくると「自分専用のベッド」と思い込むのか、ちょいちょい寝ています。
うちの場合、大人のダブルベッドの真横にベビーベッドをくっつけるようにして配置してます。
ベッドの高さもほとんど一緒で、柵も常に全開なので気軽に出入り出来るのも良いのかもしれません。
ベビーベッドをくっつけることによって、ベッドサイドガードの役割も果たしてます。
ベビーベッドは物置になって便利
下半分が子供用品の物置になるのも気に入ってます。
バウンサー
下の子がリビングでのお昼寝ベッドとして2~3歳程度まで毎日使ってくれました。
自分専用でピッタリサイズなのが良かったのかもしれません。
ちなみにスイング機能は使いませんでした。
友人が「こどもを縛り付けとくために買ったのに子供が嫌がって全然使わなかった!」と言われて譲ってもらったバウンサーですが、お昼寝ベッドとしてずっと倒した状態で活躍しました。
(100センチぐらいになった今でも、だいぶ足がはみ出してますが嬉しそうに寝てます。)
ウォーターサーバー
ミルク作りに大活躍しました。
ウォーターサーバー導入前は「こんな大きいものすごく邪魔だし、お湯なんてその都度沸かせばいいじゃん、ミルクを冷ましたいなら水につければいい」と思っていました。
しかし赤ちゃん時代の寝不足状態でギャーギャー泣かれながらミルクを作るのは激しく苦行です。
たかがミルク作りですが、地獄のようなストレスの中、ミルクだけで夫婦大喧嘩にもなりかねません。
ウォーターサーバーなら、半分熱湯を入れてミルクを作り、残り半分は水を入れて一瞬で適温のミルクが出来上がるのでとても楽でした。 費用も思ったより安かったです。
鼻吸い器
出産前までは、赤ちゃんの鼻水の事なんて考えたこともありませんでしたが、幼稚園に行き始めてから風邪をひくことが多くなり、結構活躍しました。
4歳近くなると自分で鼻をかめるようになるので、1年半程度の使用期間ですが価格も安いですし買ってよかったです。
ちなみに電動鼻吸い器もありますが、高額ですしこちらの鼻吸い器が一番正解だったと思っています。
鉄棒付きジャングルジム
ベビー用品とは少しずれるかもですが、、これは設置しておくだけで勝手に運動神経が良くなるので本当に購入して良かったです。
赤ちゃん時代に立って歩く前からジャングルジムの上り下りが出来るようになって、年中あたりで逆上がりも出来るようになり、色んな先生方から「運動神経良いね。何かやってるの?」とビックリされます。
鉄棒+ジャングルジムというのがポイントで、商品画像を見ると一見ブランコやすべり台に目が行ってしまいがちですが、一番子供の成長に役立つ機能は鉄棒とジャングルジムです。
・体操教室に週一回通う(毎月5000円)
・鉄棒とジャングルジムで毎日鍛える(本体1万~2万円)
上の比較ですと、家で毎日遊びつつ鍛えたほうが圧倒的に効率よくコスパも良いです。2ヶ月程度の体操教室代でジャングルジムが購入出来ます。
体操教室への送迎などの煩わしさもないです。
ちなみに、上記は野中製作所のジャングルジムですが、アフターサービスがとても素晴らしいです。
2回ほどパーツが破損し電話して取り寄せましたが、毎回とても親切に対応して頂けました。
こどもチャレンジ
【こどもちゃれんじ】も、「付録が増えすぎて大変」と賛否両論ですが、子供について何も知らなかった私にとっては一つの子育ての参考本として結構助かりました。
そもそもどんなおもちゃが子供ウケするのかがわからなかったのですが、こどもチャレンジの付録は良く考えられていて、勝手に毎月ほどよいおもちゃが届くのも便利でした。
歯磨きの音楽が鳴るしまじろうミラーなども、子供が歯磨き嫌いの時期にかなり助けられました。
ベビー用品の後悔・ハイブランド物もどんどん使えば良かった
何だかもったいなくて、外出時に数回しか使っていない洋服系やベビーグッズなどは、サイズアウトして逆にすごくもったいなかったです。
すぐにサイズアウトしてしまうからこそ、赤ちゃん時代に汚れようと普段からどんどん使えば良かったと思っています。
ちょっと汚れても大抵は洗えばキレイになります。
むしろたくさん使うからこそ、赤ちゃん時代のいい思い出にもなると思います。
反省を活かし、子供も成長して大きくなってきてしまいましたが、汚れなど気にせず何でもどんどん着たり、使ってもらうようにしてもらってます。
必要になったらその都度買えばいい
ベビー情報誌などに色んな「出産準備リスト」などがありますが、一気に揃えず必要な時に購入していくので十分だと思います。
今はネットショップなどで注文すればすぐに自宅に届きます。
ベビーグッズは人それぞれ必要な物が違ってきますが、一つの参考にしていただければ幸いです。