子供って想像のはるか上をいく汚し方をするので毎日の床掃除は重労働ですよね。
今回は掃除が大嫌いな私が投入した掃除グッズの中で一番大活躍しているブラーバジェットを紹介します。
ブラーバジェットを買った理由
拭き掃除ロボットの中で一番掃除能力が高くて、メンテも簡単、しかも安い!と三拍子そろって理想的だったからです。
ブラーバもありましたが、主に水拭きシートに水を少しずつ含ませて拭いていく仕様なので、水を噴射しながら拭いていくブラーバジェットの方が洗浄能力が高いと判断しました。
ブラーバジェットのおかげで、このようにイスの脚などが床に映りこむほど毎日ピカピカの状態を維持できています。↓
我が家の汚れたち
子供が居ると色んな所が汚れますが、一番日常で汚れるダイニングテーブルの下の汚れはこちら。
- 牛乳をこぼしたもの。
- パンなどの細かいカス。
- 汁物・ラーメン・ご飯粒などしっかり拭かなければ汚れが取れないもの。
毎日、毎食後、かがんでテーブルの下の汚れを取っていますが、際限なく汚れていきます。
特に、牛乳をこぼされた時は絶望的です。何度も拭いてマイペットなどで仕上げをしてやっとニオイが取れるという感じで、結構重労働です。
しかもわざと投げたりするので本当に嫌になります。
毎食、床を掃除していても少しずつ汚れが蓄積されていってうっすら膜をはったような曇った感じの床の色になってしまいます。
こういう子育て中特有の頑固な汚れを取るためにも水を噴射して掃除するブラーバジェットを選びました。
ブラーバとブラーバジェットの違いは?
大きさ
高さはブラーバジェットの方が5mm高いだけでほぼ一緒です。
周囲の大きさはブラーバジェットの方が小さく、小回りが利きます。
実際、ブラーバジェットは日本家庭向けに開発されたそうで、日本人の家庭や日本人の拭き掃除の仕方などを研究したそうです。
どちらかと言えば小さいブラーバジェットの方が日本の家庭事情に合っているのかなと思いますが、大きさ的にはどっちでも良い位の違いなので、大きさによって優劣は付けられないかなと思います。
大体手のひらサイズです。
充電方法
ブラーバは本体を専用スタンドにセットするだけ。
それに対しブラーバジェットは本体からバッテリーを取って充電器に差し込むという方法です。
いちいち本体からバッテリーを取るというのが面倒という口コミもありますが、私はこれはメリットだと思っていて
- バッテリーがヘタってきても新しく買うだけで交換できる。
- 本体を持ち上げなくて良い。
- バッテリースタンドを置く場所が不要。
上記の点で優れていると感じていますので、むしろ気に入っています。
こういうロボット掃除機系のバッテリー交換って結構大変で高額なんですが、ブラーバジェットはバッテリーを買うだけなので、ランニングコスト的にすごく助かります。
ブラーバとブラーバジェットはどちらがキレイになる?
水を噴射して掃除するブラーバジェットの方が掃除能力が高いです。
ブラーバジェットの専用の水拭きパッドには洗浄剤が付いています。
その洗浄剤付きパッドで水を噴射し振動しながら床を拭いていくのでブラーバジェットの方が床がキレイに掃除出来ます。
こびりつき汚れが多い子育て世帯にはピッタリだと思います。
ブラーバとブラーバジェットのランニングコストは?
ブラーバは乾拭きは市販の使い捨てのフロアシート、水拭きはブラーバ専用のクロスを使います。
それに対し、ブラーバジェットは乾拭き水拭き全て、使い捨てのシートを使うのが本来の使い方でこれが中々お高い!一枚95円!
正直、このランニングコストの差は大きくて、一番悩んだポイントでした。
乾拭き | 水拭き | |
ブラーバ | クイックルワイパー (約15円) | 専用クロス0円 |
ブラーバジェット | 専用シート95円 | 専用シート95円 |
いやいや、そんな、掃除に毎回95円出せないよ!
本体を安く売って消耗品を高く売るプリンターみたいな商売なの?!と思い、色々検索するとありました。
何度も使える水拭きクロス。
こういうのが結構出ているので、3枚セットの商品を購入しました。
3枚セットなので、我が家は毎日これを使って掃除して、終わったらお風呂に入るついでなどにゆすいで2~3枚貯まったついでに洗濯機で雑巾類などと一緒に洗濯しています。

この青いシートをブラーバジェットの裏に付けるだけです。


毎日拭いていてもこれくらい汚れが取れます。
もちろん、洗浄能力は洗浄剤が入ったシートの方が格段に上なので、気が向いた時には使っています。
2年使って編み出した裏技
やっぱりそれでも、洗浄剤入り使い捨てシートくらいの洗浄力が欲しい!とだんだん欲が出てきました。
そこで最近はブラーバジェットを起動させる前に特に汚れが気になる所にマイペットを2~3回プッシュして撒いといて、ブラーバジェットにお任せするという方法をとってます。

合板フローリングの床なので、大丈夫かなというのと、マイペットに「二度拭き無しでもOK」と書いてあるので成分的に優しいかなという考えです。
(無垢の床のおうちには向かないかもしれません・・・。)
これで、ブラーバジェットの使い捨てシートが高いという点はクリアさせています。
ブラーバとブラーバジェットの掃除面積は?
公式では、ブラーバの方が掃除面積が大きいと書いてあります。
乾拭き | 水拭き | |
ブラーバ | 56畳 | 20畳 |
ブラーバジェット | 15畳 | 15畳 |
しかし、実際に毎日水拭き(=一番バッテリーを食うと思われる)でブラーバジェットを使っているのですが、ブラーバジェットでも30畳以上は余裕で掃除しているように感じます。
我が家は掃除してほしい面積が30畳以上ありますが、ブラーバジェットは2時間以上かけてその30畳以上の面積をずーーっと拭き続けています。

もちろん、噴射する水も2時間後も残っていて、ちゃんと噴射しながら掃除してくれています。(水は最小モードで。)
15畳というのは何の数字なのか?と思うほど、掃除面積は広いので、ブラーバとほとんど差は無いのではないかと思います。
ちなみに、ブラーバジェットは空間を把握しながら動くので、4畳とか小さい部屋なら30分とかで終わります。
ブラーバとブラーバジェットを起動させる手間の違いは?
まず、バッテリーはブラーバジェットの方が付けたり外したりする必要があるので、ブラーバジェットの方がひと手間あります。
水やクロスに関してはどちらもセットする必要があります。
よって、ブラーバジェットの方が少し手間はあるかと思います。
音は?
ブラーバジェットですが、水を噴射する音はしますが深夜とか赤ちゃんが昼寝中とかでなければ聞こえない程度です。
我が家は出かける前にセットして行って、帰ってきてもまだブラーバジェットが動いていたらそのまま引き続き掃除してもらってます。そのくらい動作音は気になりません。
ブラーバの方が水の噴射音が無い分、静かなのでいつ起動させるかによって音が気になる点は変わってくると思います。
ほとんどの家庭は外出時にセットする事が多いと思うので問題はないかなと感じます。
2年使ってみて分かったブラーバジェットの残念ポイント
やっぱり使い捨てシートが高い。
水を入れる所が洗えないのが気になる。
発売当初は使い捨てシートが高いのはしょうがないかなと思ってましたが、2年たった今でも高いのが辛いです。やっぱり値段が下がる気配は無いようです。
今のところ、購入した時についていたシートを使うのがもったいなくてまだ残っています。
また、水を入れる所が本体に直接入れるので、毎回本体に水がかかります。

このようにハンドルを持ち上げて画面左上の青い所の蓋を外して水をいれます。
また、水を入れる所は洗えません。なので、いつ水を入れる所がニオイが出てくるのかとひやひやします。一応説明書には「におってきたらぬるいお湯を入れる」と書いていますが、取り外せて丸洗い出来る構造だったらなお良かったなと思います。
一応、2年毎日使っている時点ではニオイは出ておりません。
汚れたシートのまま家じゅう掃除するの?
↑これは私の母が言った言葉なのですが、まあその通りです。
最初に引っ掛けた汚れやごみは最後まで引っ掛けたままです。
でも、別にそしたらまた明日もう一度ブラーバジェットをセットすればいいだけの話ですし、何度かやっていくとどんどんキレイになっていくので、何も問題は無いと思います。
しかも、そこまで大きなごみを残したままブラーバジェットを起動させるという場面は無いです。
流石に引っかかるであろうご飯粒などは避けてからスタートさせます。
欲を言えば掃除中に汚れた面をくるっと回してキレイな面を出すみたいな機能があればなお清潔だったかなと思います。
びしょびしょにならないの?
水分量を3段階に調整できるため、びしょびしょにはなりません。
また、コンピューターで噴射量を調整されているのか最後の方のシートを見ても程よい湿り加減でよく考えられているなと思います。
噴射する水がロールスクリーンなどにあたって汚れたら嫌だと思っていたのですが、一度前進してから障害物が無いか確認し、下がってから噴射という流れなので、カーテンに水がかかるという事はありませんでした。
自分なりの技としてブラーバジェットの噴射を真冬に加湿器代わりにと、噴射量最大で使っていたりします。そうすると流石に拭き後が消えるのに時間がかかる位湿ります。
室内の湿度系の数値は変わらないのですが、水分噴射量が多いとやっぱりキレイになる気がするので、自分の中でこっそり一石二鳥かと思ってます。
ルンバとブラーバジェットだったらどっち?
私は掃除が大嫌いなため、どれだけ掃除を効率化するかに全力を注いできました。
今までに使った掃除グッズ
- ルンバ(現在は実家で活躍中)
- ダイソン
- ロボット掃除機(ツカモトエイム2台)
- マキタのスティック掃除機
- エルゴラピードのスティック掃除機

ダイソンは確かに吸引力は良いのですが少し重めなので主にパパが使用。
マキタの掃除機は重さ1キロ程度でクイックルワイパー代わりにちょこちょこ掃除出来る心強い相棒です。
掃除方法の履歴
- エルゴラピードのスティック掃除機(吸引力が弱かった)
- ロボット掃除機+ダイソン(ツカモトエイム君が頼りなかった)
- ルンバ+ダイソン(ルンバが来たからかなり楽になった)
- ルンバ+スティック掃除機(ダイソンが重く感じてきて、軽いスティック掃除機に。)
色んな掃除方法を組み合わせてきましたが、一番楽できれいになる掃除方法としては
が、子育て中の我が家にとって最強の組み合わせだと思っています。
我が家の掃除の一日の流れ
子供がちょこちょこ食べかすを落とすので、軽いスティック掃除機でちょこちょこ掃除しておく。
フローリングワイパーみたいにササっと出せるので掃除機をかけるのが苦ではなく、ダイニングテーブル下の汚れが拡散するのが防げます。
そして、ちょこちょこ掃除する分まあまあキレイになっているので、細かい汚れはあまり気にせず外出前ブラーバジェットをセットして出かける。
帰ってきたらキレイになっているので、ブラーバジェットを充電し、シートを外しお風呂場に持っていく。
お風呂に入るついでにササっと大きな汚れなどをゆすいでおく。
2~3枚たまってくると雑巾などを洗う時の洗濯と一緒に洗濯機で洗う。
このような流れで、ルンバもダイソンも要らない生活になりました。
ダイソンは休日にしっかり掃除機をかけたいときや夫が主に使っています。
また、ルンバは実家に寄付して、実家で活躍しています。
ルンバも賢い動きで、良くゴミも取れるし、使い慣れれば家具などで止まる事も無くてとてもよかったのですが、ルンバとブラーバ買うならどちらか一個でいいかと思います。
そうしたら拭き掃除でピカピカにしてくれるブラーバジェットの方が家の中がキレイになるのでおススメです。
子育て中には大満足
ブラーバジェットは買うまで色々悩みましたが、子育て中の拭き掃除の苦悩から一気に開放されたのが印象深いです。
以前はこぼされると「はぁーーー」とゲッソリため息しか出なかったのですが、今では「もーやだー」くらいの負担減になりました。今でも、こぼされるとかがんで食べこぼしを拾う作業はありますが、ゴシゴシ拭くのは後でブラーバジェットに任せればいいやという心の余裕が生まれました。
ブラーバジェットを使うたびにキレイになっていくので、今では拭き終わった後、以前よりシートが汚れなくなりました。
下の子が0歳代の時、上の子が2歳で食べこぼしは凄いわ、下の赤ちゃんは何でも口に入れる時期だわで床掃除ばかりやっていた記憶がありますが、静かにピカピカにしてくれるブラーバジェットが来てくれたおかげで本当に楽になりました。
なんてたってルンバよりもお手頃だし、子育て中のご家庭にはとてもおススメです。