注文住宅検討中の人
「注文住宅を検討中だけど、実際に住んでみてつけて良かった、やってよかったオプションって何かな?
実際に建築して数年住んでいる人から話を聞きたいな。
あわせて、付ければ良かったと思っているオプションや後悔なども知りたいな。」
こういった疑問にこたえます。
我が家は注文住宅建設後5年ほど経過しました。
結果的に、選んだオプションのほとんどを建築後もずっと活用しています。
注文住宅のオプションは取捨選択が難しいですが、私は数年で元を取ったと思っているくらい活用しています。
注文住宅を計画建築したのは妊娠前で、子供が生まれるのかどうかも全くわからない状況でした。
お子さんが居る営業さん・一級建築士さんたちの子育てアドバイスを取り入れ子供にも優しいであろう設計を心がけましたが、もし将来子供が生まれなかったとしても大人だけでも使いやすい仕上がりを目指しました。
なので、お子さんがいるご家庭に限らず大人だけで住む家を考え中の方にも参考になるのではと思います。
こちらも参考にどうぞ。
つけて良かった、やって良かった注文住宅のオプション
まず、毎日活躍しているオプションを紹介しています。
建築前は色んな評判を調べて悩みましたが、うちのライフスタイルには全部ピッタリの選択でした。
オール電化
賛否両論のオール電化ですが、特に問題なく快適に過ごしています。
IHクッキングヒーターも火力強いので、特に料理にこだわりのない自分には普通に使えています。火力最強にするとガスより強いくらいになります。
太陽光発電
こちらも色んな意見がありますが、付けておいて良かったと思います。
もはや普段の生活上では太陽光発電の存在を忘れているくらいですが、停電の時ちょっとくらいは電化製品使えますし安心感が違います。
ちなみに150万ほどだったので十数年ほどで元が取れる計算です。
普段うちの光熱費は年間平均1万程度でして、発電量は7000円程度なので結果的に月々3000円ほどの電気代です。(1万円ー7000円=3000円)
ちなみにオール電化なのでガス代は0円で、料理やお湯を沸かしたりする電気代も込みです。
エコキュート
月々の電気代(コミコミ約1万円)を考えると確かにエコかなあと思います。
ちなみに毎日お風呂は、新しいお湯を入れての電気代です。
夜間の安い電気で一日分のお湯を沸かしてくれるというのもありがたいです。
天井物干し
寝室や洗面所など各所に付けています。使ってない時も棒を外せば見た目スッキリです。
実は建築前は基本的にバルコニーに干すつもりだったので、2つ大きなバルコニーを作り、天井物干しはたまに使う緊急用のつもりでした。
でも、天気で洗濯物を考えるのがめんどくさくなり一年中室内に干すようになったので、天井物干しが大活躍するようになりました。
可動棚
ライフスタイルによって棚の高さが変えられるので、年に一回くらい大片付けをしながら使いやすいように棚を設定しています。
ハウスメーカーさんのおすすめでほとんどの棚が可動棚になっていますが、使ってみると本当に便利で、提案していただき感謝しています。
アイランドキッチン
参考画像
こちらも賛否両論ですが、わたしは気に入っています。
アイランドキッチン部分がリビングダイニングと一体化しているので全体がかなり広く見えます。
料理中の油の飛び散りは、料理中だけ大きめのコンロガードを設置して防いでます。
キッチンの後ろの大きめ収納
アイランドキッチンにする場合の必須アイテムがキッチン背面の大型収納です。
ロング吊戸棚と三段引き出しカウンターが壁側に付いてます。
むしろこれがないとアイランドキッチンは成り立ちません…。
アイランドキッチンはちょっとでも外にモノを置くと一気に台無しになってしまうのですが、この大型収納があることによって全部物がしまえてスッキリしています。
食器だけでなく、幼稚園の書類など色々収納してます。
キッチン付近にパントリー
パントリー(食品庫)は定番ですが、うちの場合は食品庫というより、メインはお出かけグッズや幼稚園グッズなどを全部収納しています。
キッチンの近くにあることで、幼稚園児でもコップやお箸の準備など自分で全部出来ています。
私のバッグや書類なども全部収納しているので事務処理などもここで一気に片付きます。
大型食洗機
フロントオープン型の大きい食洗機があるおかげで食器洗いのストレスから開放されました。毎日の食器洗いは15分以内程度です。
夕方までお出かけしてちょっと疲れているときも食洗機があるおかげで外食しないで自宅で食事を作ろうと思えます。
2階にお風呂
オプションと言うより間取り関係ですが、2階にお風呂があると洗濯物も全部2階だけで完結するので家事がかなり楽です。
リビングに服が散らからず、生活感が出ないというメリットもあります。
お風呂大きめ
通常サイズより1.5倍くらいのお風呂サイズなので、子供二人と入ってもまだまだ余裕で体を洗えます。
お風呂にサイエンスのマイクロバブル
マイクロバブル (極小泡のジェット風呂)があるとなんだか癒やされるので付けてよかったです。
20万円半ばくらいのオプションだったので、夫と結構議論になりましたが、断固押し通して付けておいて良かったです。そんな夫も毎日使ってます。
5年以上経過中ですが、現時点ではまったく故障せず順調です。
サイエンス公式サイト>> マイクロバブルトルネード
断熱浴槽
ハウスメーカーの標準装備でしたが、「断熱浴槽ってこんなにずっとお湯が温かいんだ!」と衝撃でした。
断熱浴槽によって、追い焚き機能などほとんど使わないで済んでいますので、光熱費節約にも役立ってます。
ちなみに浴槽の形は座る場所があるタイプにしましたが、子供が毎日座ってくれてます。そのスペースの分お湯の節約にもなって良かったです。
洗面所広め
洗面所に大きめの可動棚などがあり、タオルや服など収納してます。
天井物干しもあるので洗濯→干す→たたむ→しまうが全部洗面所で完結します。
リビングテーブルの上のペンダントライト
ペンダントライトはいい雰囲気が出るので付けておいて良かったです。
ただ、うちのペンダントライトは一つ10万くらいしたので、提案当初は3つだったのに節約して2つに減らしてしまい、後悔してます。
後から増やすのは大変そうなので3つのほうがバランス良かったなあと思います。
天井高め
ハウスメーカー標準仕様より天井を高めにしましたが、開放感があって気持ちいいです。
天井が高いことで、収納クローゼットも高さがあってたくさん入るという嬉しい効果がありました。
吹き抜け
天井高めと合わせて、リビング上の吹き抜けも開放的で気に入ってます。
吹き抜けと一緒に大きめの窓も付いていますので、光が降り注いで明るいです。
各所にカウンター&カウンター下収納
色んな所に壁付けカウンターを付けましたが、余分な机などを購入する必要がなくて便利です。
子供もカウンターを活用して勉強したりしています。
ちなみに、飲食店にあるようなカウンター下のちょっとした物置棚も付けましたが、これも作業途中のものを置いたり出来ますし、カウンター上がスッキリして便利です。
コンセント多め
コンセントの少なさで後悔している話を知っていたので、コンセントは多めに付けました。
更に、3口にしたり増やしましたが、充電機器が多い現在はとても便利です。
バーチカルブラインド(縦型)
リビングの大きい窓などに付けていますが、オシャレで気に入ってます。
ロールスクリーンだと、開けるか閉めるかの二択ですが、バーチカルブラインドは光の量を調整出来たりとロールスクリーンよりも色んな開け方が出来るのも良いと思います。
子供が一瞬でグチャグチャにするんじゃないかと心配していましたが、普段から良く言い聞かせているせいか、うちの子は今の所バーチカルブラインドをあまり触らないのでまだまだ健在です。
壁補強
テレビや鏡などを壁掛けするために数カ所壁補強をしましたが、テレビまわりなどが壁掛けでスッキリして良かったです。床の物が無いのでルンバでの掃除も便利です。
ちなみに壁付の棚なども設置可能なので、テレビ周辺機器を置きたい場合にも便利かと思います。
玄関広くした
玄関広めで、横に大きめ可動棚やパイプハンガー&棚のクローゼットなども付けてもらいました。
靴や雨具、外遊びグッズのほか、公園用の子供上着、庭仕事用品など色々片付きます。
中庭の壁にフック
中庭があるので、日差しよけシェード用のフックを、上から見ると長方形の形で4箇所付けました。
夏場の子供プールの日除けになったりと活躍してます。
確か数百キロくらいまでokなのでハンモックなどもいけます。
合わせて中庭用のライトやコンセントも設置してたまに使ってます。
自動点灯ライト
玄関やトイレなど、入ったら必ず電気を付ける場所を全部自動点灯にしましたが、とても便利です。
クローゼット内の電気
建築前は不要だと思って削ろうと思っていたパントリーやクローゼットの電気ですが、結局毎日電気を点けているので付けておいて良かったです。
これはインテリアコーディネーターさんに、「この広さだったら電気必要だと思います」とちょっと強めに提案されたのですが、素直に聞いといて良かったです。
ルンバ置き場
階段下の高さ20センチほどのスペースがルンバに丁度いいサイズだったので、ルンバやブラーバ(床拭きロボット)置き場にしました。
その中にコンセントも付いてます。
収納場所がないとルンバって普段は邪魔なので作っておいて良かったです。
付けておけばよかったオプション
合わせて、やっておけばよかったと建築後ずっと後悔しているオプションなどです。
電気自動車用コンセント
営業さんが「最初に付けると安いし、僕の家はとりあえず付けてます」とオススメしてくれた電気自動車用コンセントですが、うちも使う予定無くても付けておけば良かったと後悔してます。ちなみに当時5000円プラスくらいだった覚えがあります。
設計時はまだ電気自動車は一部の物でしたし、話半分で聞き流してしまいましたが、これからどんどん普及していくだろうし、うちは駐車場から家まで距離があるので後付は大変そうです。
ピアノ置き場
子供が居なかったので、もうピアノは絶対置かないと決め手設計したのに、後からピアノを設置することになり、工事費約10万かかりました。
設置していたお気に入りのカウンター部分もピアノのために撤去となってしまいました。
見積もりや打ち合わせなどの手間もありました。とりあえず建築時にピアノ置き場を作っておけば良かったと思います。
床下収納か屋根裏収納
どれだけ高さが低くても良いから、10畳~くらいの立ち入って(ほふく前進でも)収納できるスペースが欲しかったです。
季節モノや、災害時グッズ・保存水など収納できれば普段使いのクローゼットなどがもっと広々と便利に使えたのではと思います。
全館床暖房
一条工務店の住宅展示場で見たのですが、「24時間全館床暖房ってあったかそうだな…」と思います。
実際に住んでみないと分かりませんし、評判もいろいろですが一条工務店のアピールでは思ったよりも床暖房代もかからないそうです。
確か床暖房以外も全部込みの電気代で月2万円くらいだったと思います。
しかし住宅展示場に直接行くとカモにされやすいので、まずは自宅で比較検討するのが最善だと思います。
カモにされかけた経験
>>【体験談】ハウスメーカーどこがいい?決めるポイントと反省点。住宅展示場に行く前に知っておくべき全知識
注文住宅のやって良かった、つけて良かったオプションまとめ
オプションは考え始めるときりがないのですが、ご紹介したオプションなどは役に立ってコスパもよく暮らしやすくなるものが多いのでおすすめです。
なかなか、家って住んでみないと分からない事が多いですが、ぜひ参考にしてみてください。