ダイソーの水筒カバーを10分程度の簡単アレンジで、お手頃価格で大人気のスケーターのプラスティック直飲み水筒にピッタリにする作り方を紹介します。
今回使うのはマイメロディのペットボトル保冷ナップですが、水筒が入ればどんな水筒、保冷ナップでもなんでもアレンジ可能です。
ダイソーの水筒カバーを簡単アレンジ!仕上がりイメージ
本体の紐がそのまま使える
幼稚園では近所の公園に行くときのために「ひも付き」がおススメとして指定されているのですが、この水筒カバーなら元々ついている紐をそのまま使えます。
また、紐より上にカバーがくるので「カバーだけ外れて水筒が落ちた!割れた!」とかが無くなると思います。
元々の水筒の紐を使っているので頑丈なのはお墨付きです。
カバーが深めなので傷つきにくい
また、プッシュするボタンギリギリまでカバーが来るので傷つきにくいのも特徴です。
このプッシュボタンの下あたりもちょっと本体が出っ張っているので結構傷つきやすいポイントなのですが、カバーがあるおかげでかなり保護されるようになりました。
ダイソーの保冷ナップ本体を丸々利用
保冷ナップのサイズを変えるだけなので、他に用意するパーツはありません。
元々ついている紐と紐を止める部分を再利用します。
針と糸と、もしあればライターだけあればすぐに作れます。
プラスティック水筒の宿命、水滴が防げる
プラスティック水筒は、冷たい飲み物を入れるとすぐに外側に水滴がついて鞄の中がびしょびしょになってしまったという事があると思います。
しかし、アルミ保冷ナップのおかげで水滴被害はかなり防ぐことが可能です。
洗濯機でガンガン洗える
カバーって結構汚れるのですが、洗濯機でガンガン洗えます。
しかもすぐ乾きます。
また、百均なので気にせずに洗えるのもお気に入りポイントです。
大人気のスケーターの水筒だけど傷つきやすく壊れやすい…
幼稚園の子たちは8割がたこのスケーターのプラスティック水筒を使っています。
色んなキャラクターがあって可愛いですよね。
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子供的にそんなにキンキンに冷えたお茶は好きじゃないらしく、保冷効果があるステンレスボトルじゃなくて良いようです。
その点、こちらはプラスティックで軽いというのがポイント高かったです。
そもそも小さい子供にとって重い水筒を扱うのは無理です。
そして親的には食洗器対応で、パーツが少なく洗いやすい!
(そして安い!笑)
親と子供双方にピッタリな水筒です。
でも最大のデメリットが傷つきやすい!
買って一か月くらいでだんだんキティちゃんの顔が擦れてしまいかわいそうな感じになってしまいました。
幼稚園の他の子の水筒を見ても結構傷だらけで、やっぱり傷つきやすいんだ・・・と思いました。
買いなおそうかなと思って色んなレビューを見てたら、「壊れてしまったけど使いやすくて何個かリピートしてます!」などとのレビューが。
いくらお手頃価格といっても、気に入っているものがすぐに壊れるのはちょっと悲しいので保護するための可愛いカバーを作る事にしました。
第一代目はコチラ。

ミシンと太めの手縫い糸を使って作ったのですが、意外とミシンがツルツル滑ってうまく縫えず余計に時間がかかってしまいました。
しかもちゃんとミシンが縫い込めてないのでところどころほつれが。
結果、どうせ縫う距離少ないので、手縫いが一番早いという事に気づきました。
このキティのカバーは半年くらい使ってますがまだまだ使えます。
洗濯機でも取れない汚れが付いてきてしまいましたが。
そんな時、近頃娘から「マイメロちゃんの水筒が良い!」とリクエストがきました。
水筒本体を買い替えるのは悔しいので二代目としてマイメロのカバーを作って気分転換してもらうことにしました。
10分で出来る水筒カバーの作り方
用意するもの、主に針と糸だけ。
- 針
- 糸
- クリップ系4個くらい (仮止めに使うため)
- あればライター (ほつれ止めにあぶるため)
こちらが加工前のペットボトルナップ。
水筒よりちょっと大きい(長い)です。
紐と紐止めを取ります。
後で使うので取っておいてください。

上のミシンで縫っている所をほどきます。
一部糸を切ればするするーっとほどけます。

ほどいたら、伸ばします。
とりあえず水筒を入れてみます。
底がブカブカです。

底から10センチくらいまで解く。

わきの縫い目をほどいて、底がピッタリになるまでほどきます。
後で水筒の紐を付けるので、少し紐付け位置より深めにほどくのがポイントです。
大体底から10cmくらいまで。

反対側は切り込みを入れていきます。
縫い目が無いので思い切ってハサミでチョキチョキ切ります。
コチラも同じく底から10cmくらいまで。

切り込みを入れたら上を折り返して形を確認します。
ハサミで切った方はほつれやすいので、ライターで軽くあぶってほつれ止めをします。
あくまでも軽ーくです。
ジリジリやると溶けて燃えるので注意です。

あぶったところをちょっとだけ一回折って縫います。
まつり縫いでも波縫いでも何でもいいです。
私は外に糸が目立たないようにまつりぬいをしました。
ちなみに上の写真、ボケてしまいましたがこのクリップ凄い優れものです!笑
フラットになっていてメモリも付いていてミシンで縫いやすくて画期的アイテムでした。
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もっと早くに知っていればと後悔。
どれだけ作業が効率化出来た事か・・・。
切り込みを入れた一番下の場所は裂け易いと思うので何回か返し縫をして補強をしてあげて下さい。
ここも適当でOK!
まつり縫いが終わったところ。
反対側は元々商品的にほつれ止めで仕上がってますので、一番下、裂けないように返し縫だけして補強してください。

いよいよ紐を通す部分を縫っていきます。
紐が通ればいいので上から4cmくらいの所を波縫いなどで縫います。
紐を通す口あたりは何度か返し縫をして補強してください。
波縫いも適当で大丈夫ですが、表から見てガタガタだと見た目がちょっとアレなので、表を見ながら縫うときれいに仕上がると思います。
保冷水筒カバー完成!!
ひもを通して紐止めを付けて完成です。

紐も装着してみます。
深めに切り込みを入れたおかげで紐を付けるのも簡単です。
ダイソーの100円ペットボトルナップがスケーターの水筒カバーになりました。

わきの切り込みが深めですが、紐などがあるため、脇が傷つくことはありません。
蓋部分の傷は防ぎようがありませんが、主に傷つくのは底や本体横あたりなので、これでプラスティック水筒の寿命はかなり延びると思います。
何よりも、その日の気分で着せ替えが出来るというのも子供にとって嬉しいポイントです。
思い立ったらすぐできるこの百均水筒カバーのリメイク術、ぜひお試しください。
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