幼児教育の本を探している人
「幼児教育に本当に役立つおすすめの本が知りたい。
本の内容が実際に子供に役立ったのかも知りたいな。」
こういった疑問にこたえます。
実際に幼児教育の本を数十冊読んできた中で、現在4歳と5歳の子に実践し効果があった本だけを紹介します。
また、紹介する本は、実際の現場で幼児教育をしている方の経験と理論に基づき、科学的根拠がある本だけを厳選しました。
この本の内容を実践することにより、わが家の子は3歳でかけ算九九の暗唱・逆上がりなどが出来るようになりました。
本当に結果が出たおすすめの幼児教育の本【4冊】
次の4冊です。
ヨコミネ式 子どもが天才になる4つのスイッチ
ヨコミネ式の園では、「小学校入学までに平均2000冊の本を読破。2歳で九九を覚え、3歳でひらがな、カタカナの読み書き、5歳で小学2年生が習う漢字をマスターする」という紹介を見て、最初は「本当!?」とビックリしました。
少し前に話題になったのですが、ごく一般的な保育園に通っている子供達への教育方法です。
決してスパルタ教育ではなく、子供が自ら楽しんでやる気を出すためにはどうすればいいかというのを超具体的に説明されていてとても参考になります。
私が一番参考にしている本でして、この方法を我が家の子供二人に実践したらすぐに3歳でも九九を暗唱しはじめ、漢字も覚えはじめました。
子供の才能は無限なんだと気づかせてくれて、今では年長の子が四谷大塚の新一年生入学講座でかけ算の練習もしています。
注意:よく理解する必要あり
注意点として、話題になった分、深く理解されないまま様々な場所で「とりあえずヨコミネ式の園のスケジュールのように勉強・運動させよう」みたいな模倣園が増えて批判も多くなったようです。
でも、横峯さんの考えとしては「楽しんでやる気スイッチを押すにはどうすればいいか」というのが根底にあるので、そこを読み取るのが最重要だと思います。
幼児教育の経済学
ノーベル賞学者が子どもたちの教育とその後の人生を40年にわたって追跡調査し、脳科学との融合で分かった真実。
科学的根拠(エビデンス)に基づいて書かれているので、とても参考になります。
この本も早いうちに読んだほうが良くて、「5歳までの教育は、学力だけでなく健康にも影響する」「6歳時点の親の所得で学力に差がついている」など、ドキッとする内容ばかりです。
就学前教育の効果が非常に高いことが実証的に明らかになっているということで、これを読む前は「幼稚園でもそこそこお勉強会してくれてるし、おまかせで十分かな」と思っていましたが、本腰を入れて自宅学習や通信教育、子供向けの塾に通うなどを始めました。
そうしたら、一人で自分から夜9時に「図形プリントやりたい!プリントして」と言い出す事もあったりと、こちらの予想以上の学習意欲が出てきて本を読んどいて良かったなと思いました。
「少し大きくなってからがお金がかかるから今は貯めとこう」というご家庭が多いかもしれませんが、幼児教育こそ投資するべきで、そこで基盤を作らなければその後の高等教育の効果は低くなるそうです。
誤解を生みがちですが、教育=読み書き計算などという狭義での話では無く、生きるチカラ全般を引き出す幼児教育が大事です。
余談
余談ですが、それまで800円くらいの幼児向け学習ドリルなど「もったいないなあ」と購入を躊躇していたのですが、「今の幼児期にケチってる場合ではない。自分からやりたい言ったものはどんどんやってもらおう」という考えに変えて、本屋で好きなドリルを選んでもらってやっていくようにしたら、毎日自分から机に向かう習慣が付きました。
「東大に入る子」は5歳で決まる~“根拠ある自信”を育てる幼児教育~
やっぱり、子供には出来るだけ勉強が出来て良い進路にいってほしいですよね。
この本は実際に東大を卒業し、精神科の院長、保育園型幼児教室を運営している方の本でして、幼児期のスタートダッシュがその後の学力に影響があると書かれています。
ゴールのないマラソンを走っているような感覚から、具体的な学習スケジュールが分かったことが大きな収穫でした。
うちの子は九九を言って周りの大人から「頭いいのねー」とほめてもらえるようになり、「なんでこんな勉強をしなきゃいけないんだろう?」という素朴な疑問から、「勉強すると良いことがあるかも」という意識に変わり、自信がついているのは確かです。
(ちなみに子供本人はかけ算の計算をしているつもりはなく、九九の歌を披露しているといった雰囲気)
参考:九九の歌のCD
参考までにいつも聞いている学研の九九の歌のCDはこちらです。
メシが食える大人になる! よのなかルールブック
上の3冊とは少し方向性が違い、こどもに伝えたい世の中のことです。
2019年発売で本屋の店頭に平積みで並んでいるほど大人気の本です。
もしこどもがこんなことに悩んでいたらどうすれば良いんだろうという時に親も参考になります。
この著書は「はなまる学習会」の高濱正伸さんで、知育アプリ「シンクシンク」や通信教育「ワンダーボックス」の教材のクオリティの高さから興味を持って知った方です。
現場の先生もやっていて実際に教えた子たちは受験で成果を出しています。
幼児教育の本の選び方
実際の現場の教育者が実践し根拠に基づいて書いている本を選ぶべきです。
なぜなら、色んな子供がおり、その都度こどもと向き合い現場で対応してきた教育者でないとただの理論に偏ったりします。
また、「〇〇ママの子育て」のような特定の人の子育て本も、たまたまそのご家庭には合っていたかもしれないのですが、参考にならないことが多いです。
【後悔】迷ったら、買ってください
実は過去の自分に教えてあげたいくらいなのですが、赤ちゃん時代にこういった事実を知っておけば…と少し後悔しています。
私は少し気づくのが遅く、上の子が3歳半くらい、下の子が2歳くらいの時に読み始めて本の内容を見ながら「もうその年頃は過ぎちゃったよ!2歳でこんな事も出来るんだ」と後悔と共に色んな衝撃を受けました。
うちは一応ギリギリ年齢的に間に合った感じなのですが「買おうか、、、悩む」という場合、悩んでいる暇はないと思います。
その後の子供の人生の数百万、数千万円のリターンに比べたらほんの微々たる投資だと思います。
出来るだけ早めに幼児教育の本は読むべき
繰り返しになりますが、幼児教育は早く適切に実践すれば、その後の人生において大きなリターンとして返ってきます。
逆に、9歳から10歳以降だと効果は薄くなるとの結果も出ています。
子供の成長は早く、一日一日が大事ですので、早めに本を読んで実践するべきだと思います。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。