通信教育だけで中学受験したい親
「中学受験をするのにおすすめの通信教育が知りたい
というか、中学受験に本当に通信教育が必要なのか、通信教育だけで合格出来るのかだろうか・・・?
塾のお金、教育費をおさえたいつつ、出来ればいい学校に行かせてあげたい。また、塾だと競争にまきこまれて心が折れそうだから、家庭で学習させてあげたい。こうした場合、どのように通信教育を活用して中学受験をすれば良いのか知りたいです。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・中学受験でおすすめの通信教育の使い方はZ会の通信教育と学習塾の併用です。
・中学受験の費用を抑えたいなら、小さい頃から通信教育を初めて様子を見てみるべき。
この記事を書いている私は、幼稚園時代から通信教育をはじめ、中学受験はZ会の通信教育と日能研という教室型の塾に通っていました。
随分前の話なので、通信教育の内容などは変わっていると思います。
しかし、子供目線での中学受験を経験した時の気持ちや周りの友達の話など、親からはわかりにくい、子供の立場からの本質的な部分を紹介します。
中学受験でおすすめの通信教育の使い方はZ会の通信教育と学習塾の併用です
結論として、Z会の通信教育と学習塾の併用がおすすめです。
なぜかと言うと、中学受験の問題内容は特殊な上に、年齢的に子供の心の成長期にあたり、家庭内で親だけが教えるとお互いストレスが溜まってしまうからです。
まだ子どもは中学受験の本質を理解していない
具体的なお話をすると、私はZ会の通信教育と日能研という学習塾を併用していました。
小学生ぐらいだと、「なんで中学受験をしなきゃいけないのか、なんで勉強しなきゃいけないのか」が、あまり理解できませんでした。
なので子供が、家で自主的に勉強するというのはかなり無理があります。
学習塾のいいところは、周りのみんなと一緒に集中できる環境で勉強できる。という点です。
その点でも、学習塾は先生に教えてもらうことにより、素直に授業を受けて学習できるという利点があります。
学習塾の教室の中学受験に向けての空気感もかなり影響を受けました。
通信教育で足りない部分を補う
学習塾だけで少し物足りないというところを、Z会の通信教育で補っていた感じです。
私はそんなにトップレベルの成績ではなかったのでZ会の提出用の添削問題はかなり苦労しました。
通信教育なので、Z会の教材、家にある日能研の参考書など何でも見て提出用の問題を解いて良いのですが、それでもなかなか満点が取れず、かなり苦戦しました。しかし、今となって思うと、大変だったけどそれだけ実力がつく通信教育だったな…と思います。
通信教育のZ会だけで中学受験で受かってる人はどうなの?
Z会だけで中学受験で難関校を突破するのは不可能ではないが、ごく一部です。
なぜならちょうど反抗期の時期なので親と子供、一対一で勉強を進めると、衝突してしまうからです。
衝突せずに通信教育だけで中学受験を突破するには、親の並々ならぬ精神力が必要となり、かなり厳しい戦いになると思います。
もしくは、お子さんの中学受験に対するモチベーションが相当高い場合などに限られます。
私の親は、一応教員免許を持っているのですが、家庭学習には特に口を出さずに見守り、基本的には日能研におまかせというスタンスでした。
しかし、兄の友人の家庭は父親がかなり厳しかったようで、父親がベルトをムチのように使って息子を勉強に駆り立てたりして親子共ノイローゼのようになっていたそうで、子供心ながら「そんな家もあるんだ…」と思っていました。
また、中学受験して私立の女子校に行った後に周りの友人に聞いたところ、ほとんどが何かしらの学習塾の出身者でした。
一人だけ、インターナショナルスクールの小学校出身の友達が家庭教師のみで、中学受験をしたと言っていました。
通信教育なしで学習塾だけでも中学受験できるんじゃない?
学習塾だけでもOKです。
学習塾のカリキュラムは、学習塾だけで難関中学受験も突破できるように設計されているからです。また、中学受験に必要な学校の選び方や、面接の仕方なども指導してもらえるのも学習塾ならではです。
中学受験をする人の大半は小学校低学年から何かしらの通信教育をしていると思いますが、高学年ぐらいになると学習塾だけの人が約半分ぐらいです。
私が通信教育をしていた理由としては、もう少し成績を伸ばしたかったからです。また、添削問題を提出してかえってくる手書きの解説や、ちょっとした一言がとても嬉しくて続けていました。
結論として、 通信教育と学習塾の併用がおすすめです。
中学受験の費用を抑えたいなら、小さい頃から通信教育を初めて様子を見てみるべき
結論は、小さい頃から通信教育をはじめて家庭学習を習慣化してみて、3年生くらいの時に学習塾に入るかどうかを判断するべきです。
中学受験で塾に入るかどうか決める時期は小学校3年生から、遅くても小学校4年生の夏ぐらいだと思います。
それを逆算すると、小学校1年生くらいには通信教育を初めて家庭学習の習慣を付ける必要があるからです。
小学校1年生くらいの段階だと、通信教育にお金を払うなんて・・・と思うかもしれませんが、通信教育だけで中学受験に挑みたい、学習塾の費用をカットしたいと思うならトータルで考えると安くなります。
Z会の中学受験向け通信教育はおすすめ
私は幼稚園時代からこどもちゃれんじ、小学校低学年はポピー、教室型のくもん、小学校3年生から日能研と、かなり王道のパターンを歩んで来たので、なんとなく通信教育ってこういうものか・・・というのが分かっていました。
残念ながら私は天才などではなく、量をこなしてなんとか人に追いつくタイプです。
兄も日能研に通っていたこともありなんとなく中学受験=塾必須なのかな・・・と思っていましたが、Z会の6年生くらいの問題の難易度とかを考えると、やはりZ会はかなりよく出来ているなと今でも思います。
塾だと中学受験の競争に巻き込まれて心が折れそうじゃない?
子どもは気にしていないので、親も気にしないでOK。
成績順が嫌だと思うことはなく、逆にもっと頑張ろうと思う気持ちの方が大きいです。
モチベーション維持に大切
あくまで私の考えですが、友達より成績が悪いからもう勉強嫌だ・・・と思ったことはありません。
当時通っていた頃の私の塾は成績でクラス分けがされていて、さらにクラスの席順が毎週末行われる全国テスト順で毎週決まっていました。成績が良いと前の方の席になる感じです。
もちろん、良いクラスで前の方の席だと嬉しいですが、「成績が悪くて後ろの方の席になっても、中学受験もう嫌だ・・・」と思ったことは無いです。
また、周りの友達からもそんな事聞いたことないですので、親としても気にする必要はないのではと思います。
まとめ:とにかく、早いうちから家庭学習の習慣を付けるというのが一番重要
以上、体験者からの子ども目線での中学受験でのおすすめの通信教育の使い方をまとめてみました。
・中学受験でおすすめの通信教育の使い方はZ会の通信教育と学習塾の併用です。
・中学受験の費用を抑えたいなら、小さい頃から通信教育を初めて様子を見てみるべき。
ぜひ小さい頃から通信教育などを通じて家庭で楽しく机に向かう習慣をつけるようにしてみてください。
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