注文住宅で間取り図っていくら考えても実際に住んでみないとわからない事が多く、悩みますよね。
私は注文住宅建築前はマンションに住んでいた上に子供が居なかったので、子供が居る一戸建てのイメージが掴みづらく、やはり今となっては後悔している点があります。
今回は、そんな我家の注文住宅での間取りの後悔ポイントと、簡単に出来るだけ後悔しない間取り図を作成出来る方法をご紹介します。
これを読めば間取り図の失敗を減らせるだけでなく、住宅建築費用を大幅に安くすることも可能です。
吹き抜けは寒い・子供にとって危ない
吹き抜けは開放的で見た目にも素敵ですが、冬は暖房の熱が全て二階に逃げていってしまいますので、部屋が全然温まらなくて寒いです。
しょうがないので、見た目は微妙になりますが吹き抜けのところにちょうど梁という、柱みたいなのが横に2本あるので半透明のプラスチックダンボールをかぶせて冷気をシャットアウトしています。
また、2階に登ると吹き抜けに向かって作り付けのカウンターが設置してあるのですが、これが結構子供にとっては危険ポイントでした。
カウンターに登って一階を覗こうとするため、いつ転落事故が起きるか心配です。
今のところまだ大丈夫ですが、たまにカウンターに登っている気配はあります。
もし将来やんちゃに育ったらカウンターを越えて梁に登ろうとしたりするかもしれないので、危険ということを強く言い聞かせるしかないと思っています。
リビング階段も寒い
子供の気配が感じられるという人気のリビング階段ですが、上から冷気が降りてくるためとても寒いです。
このような階段にカーテンをつけていますが、この商品を見つけたときやっぱり他の人もリビング階段は寒いと思っているんだなと納得しました。
玄関から直接階段を登って子供部屋に行ける間取りだと子供とのコミュニケーションが取れなくなると言う話が多いですが、別にリビング階段だろうとなんだろうと関係ないのではと思ったりしています。
唯一リビング階段でよかったかなと思うことは部屋が広く使えるということです。
玄関から階段へ続くホールみたいなスペースを確保する必要がなく、その部分を全部リビングとして使え、広く見えます。
アイランドキッチン
アイランドキッチンは広々として気に入ってはいますが、子供が簡単にキッチン周りにきてしまうので、危険なことも多くて子育て中の家だと微妙かなと思いました。
アイランドキッチンは我が家の場合だとベビーゲートなど設置できない作りなので子供の侵入防止ができませんでした。
特に0歳児のハイハイの時期やつかまり立ちの時期など、キッチン周りの引き出しを開けていろいろ物を出したり、ゴミ箱を覗いて何か口に入れようとするので、毎日対応に追われていました。
片側だけ壁につける対面キッチンなどでもよかったかなと思っています。
キッチンの引き出し内の高さ
キッチンの下は全部三段の引き出しになっています。
三段は標準でついてきましたが、ハウスメーカーの人いわく、「2段より3段の引き出しの方がコストがかかっているので良い仕様ですよ」ということでしたが、三段になっているので、二段引き出しより一段一段の高さが低いです。
引き出しの高さが低くなると大容量の調味料などがうまく入らなくなり、調味料置き場に困ります。
結局、大きい調味料のボトルは背面のカップボードの吊戸棚の上の方に入れて、コンロ下の一番便利な引き出しに背の低いボトル詰め替えて使っています。
単純にグレードがいいからって、使いやすいとは限らないんだなと思いました。
キッチン吊戸棚の上
吊戸棚をつける高さは自分で自由に変えられたのですが、どうしても吊戸棚の上部分はあいてしまいます。
このスペースが結構もったいないので、オーダーで同じ面材で扉みたいなのをつけてもらえば良かったと思っています。
キッチン家電置き場
一応カウンターより下の方に炊飯器と電子レンジが置けるぐらいの家電置き場がありますが、今の倍くらいのキッチン家電置き場があればコーヒーマシーンなども収納できるのですっきりするのになと思っています。
ピアノ置き場
ピアノは絶対に置くつもりはなくて、ハウスメーカーで図面を決定するときも「ピアノは入れない」といって決めていたのに、どうしても私の親が孫にピアノを習わせたいという一心で押し切られて、建築3年後にピアノ置くためのリフォームをしました。
建築前だったら、ピアノ置くための場所の確保や補強などが簡単にできたのに、建築後にリフォームすることになったので何回もハウスメーカーの人に下見に来てもらったり、ピアノ置き場を確保するためにいろんなプランを考えたりと大変でした。
結局、リビングに設置していたカウンターを撤去して、その周りの壁紙を張り替え、床下から潜ってもらって下から補強用の突っ張り棒みたいなのを何本か立ててピアノ置き場の補強と確保しました。
リフォーム代は壁紙張り替え+カウンター撤去+床下補強の10万ぐらいでしたが、もしピアノを設置しなかったとしても図面打ち合わせの時に一応ピアノ置き場を作っておけばと思いました。
子供の遊び場確保
子供がどのように遊ぶのかなどが全然想像できなかったのですが、子供が遊べるスペースをなんとなくでも考えておけばよったです。
結果的に今のところは、リビング全面を使って子供達は遊んでいますが、リビングと遊ぶスペースをなんとなくでも区切れるようなプランがあれば大人も子供もより快適に遊ぶことができるようになると思います。
クローゼットの窓
寝室の奥の方に化粧台があってさらに奥の方にクローゼットがあります。
ウォークインクローゼットというより、ウォークスルークローゼットという形なのですが、少し奥行きがある分、すりガラスの窓二つ付いています。
化粧台があるので、メイク中は明るい方が助かるのですが、よく考えたら洋服の日焼けが気になります。
今のところは大事な洋服は、子供部屋のクローゼットを借りて収納していますが、子供が大きくなって本格的にクローゼットを使うようになったら私の服は追い出されてしまうので何か対策をしなければと思っています。
トイレのスタイリッシュなホルダー
見た目重視で選んだスタイリッシュな(ステンレス製?)トイレットペーパーホルダーですが、背の低い子供が使うと肩ぐらいにトイレットペーパーホルダーがきてしまいます。
そうすると、ふとした動きでトイレットペーパーホルダーの角で体を傷つけてしまうかもしれません。
お子さんが小さいうちはプラスチックの方が安全だと思います。
収納を大きくすればよかった
できるだけたくさん収納をつけてもらったつもりですが、 やっぱりロフトや屋根裏収納など、高さは低くてもいいから面積的に広い収納があれば助かるのになと思います。
床暖房を付ければよかった
床暖房は何となく電気代が高いイメージがあったので、床暖房を設置したところで絶対使わないと思ったので付けませんでした。
しかし一戸建てはとにかく足元からの冷気を感じます。リビングだけでも床暖房をつけば良かったと後悔しています。
ペンダントライトの数にこだわればよかった
ダイニングテーブルの上にペンダントライトを設置しました。
設計の時点でインテリアコーディネーターの人は3個を提案してくれましたが、 ペンダントライト一個につき7万円ぐらいしたので、節約のために2個にしました。
でもやっぱりバランス的に3個つけておけばよかったと思っています。
長く過ごすリビングだからこそ、ほんの少しこだわっても良かったと思います。
注文住宅で後悔しないためには、複数の間取り図を取り寄せるのが有効!
私は間取りを考えている時、契約したハウスメーカーとしか間取りの相談をしなかったのが失敗ポイントでした。
建設してしまってからのリフォームは、無駄なお金がかかってしまいます。無駄なお金をかけないためには、建築前に他のハウスメーカーにも間取りの提案をしてもらいましょう。
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まとめ
大まかな間取りは気に入っていますが私の場合、注文住宅を設計する前はマンション住まいで子供もいなかったため、子供と一緒に住む一戸建てのイメージが明確にできていなかったことが反省点です。
加えて、間取りを考え始めた時点で、そのハウスメーカーしか相談をしていなかったので、もっと違うハウスメーカーの会社や工務店にも相談しておけばと思いました。
間取り図はたくさん見れば見るほど、具体的にイメージが出来て失敗しにくい家が出来るようになるので、ぜひたくさんのハウスメーカーから間取り図の提案をしてもらうようにしましょう。