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バカロレア幼稚園に子供二人通った感想【結論は大満足です】

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「バカロレア教育・幼稚園は将来的に海外の名門大学にも入りやすいと聞いて気になっているけど、どうなのだろう。
グローバル社会を見据えて子供に国際人に育ってほしいので、実際に通っている人の声を聞いてみたいな。
また、入るにあたっての心構えなども知りたいな。」

こういった疑問にこたえます。

 

年長と年少の子供二人が2才前から国際バカロレア幼稚園に通っており、現在で4年以上お世話になってきました。
英語も理解し、実際に普段の生活からよく考え、自分の意見を言えるようになってきていると実感しています。

 

自分自信もバカロレアと繋がりがある社会人大学で国際経済を学習し子供が生まれる前からバカロレア教育に関心がありました。子どもたちには国際的に活躍する人材になってほしいと思っています。

今回は実際に通ってみた本音レビューをご紹介します。
なお、結論から言うと大満足です。

 

国際バカロレア資格は世界の名門大学入学に有利

国際バカロレア幼稚園に通った感想レビュー

国際バカロレアとは

ざっくりとご紹介すると、スイス・ジュネーブで設立された国際バカロレア機構(IBO)が認定する教育プログラムです。

世界に通用する論理的思考力やコミュニケーション能力が身につき、海外で通用するグローバル人材を育成するための教育プログラムです。

 

理想の学習者像として探究する人、知識のある人、考える人、コミュニケーションが出来る人、信念を持つ人、心を開く人、思いやりのある人、挑戦する人、バランスの取れた人、振り返りができる人の10個があります。

この学習者像を目指して単元が組まれ、学習していきます。

 

詳しくはこちらもどうぞ

>>国際バカロレア公式サイト (注:英語です)

>>国際バカロレア(Wikipedia)

 

国際バカロレア認定証は世界の名門大学の入学に有利

国際バカロレア認定校で学び、バカロレアが課す試験に合格するとディプロマという認定証がもらえます。
この認定証は海外の学生にとって非常にポピュラーであり、世界の名門大学合格に大変有利です。

 

文科省も国際バカロレアを推進している

文部科学省もグローバル人材の育成を重要視しており、平成30年度から文部科学省IB教育推進コンソーシアムを立ち上げています。

参考 >> 文部科学省IB教育推進コンソーシアム

 

国際バカロレア幼稚園に実際に通っている感想

国際バカロレア幼稚園に通った感想レビュー

バカロレア幼稚園に我が家の年長と年少の子供二人とも通っており、幼稚園入園前のプレ幼稚園の時期を合わせるともう4年以上のお付き合いになります。
そんな中、気づいた感想などをご紹介します。

 

・深く考える力がついた
・意見を発表する事に積極的になった
・コミュニケーション能力が高い(と思う)
・挑戦する事の大事さを知っている

以上の点が、特に成長が見られているかなと思います。

 

深く考える力がついた

幼稚園ではそれぞれ数ヶ月ごとに学ぶべき単元があり、導入・意見交換・発表と進んでいきます。

先生がお題を出して、子どもたちがグループごとに話し合いをするので、「あの子はこう言ってるけど自分はこう思う。でも、あの子が言うような考えもあるんだな」と頭をフル回転させて考えているようです。

 

なので、日常生活の中でも大人でもそこまで考えていなかったような物事を「〇〇って、こうなっているんじゃない?」と言い出すことがありビックリします。

 

意見を発表する事に積極的になった

大人でいうとディスカッション後のプレゼンテーションにあたりますが、幼稚園児ながらプレゼンテーションになれていると思います。

グループで意見を集約し、最終的に発表するときに「どうやれば伝わるのかな?」と考えるようで、発表するための準備も上手ですし、恥ずかしがらずに堂々と発表しています。

 

グローバルに活躍できるようになるには、積極的に意見を言っていく必要があるので、幼児期から鍛えられて頼もしいです。

 

コミュニケーション能力が高い(と思う)

バカロレアプログラムの中ではコミュニケーション能力も重要視されます。
幼稚園でコミュニケーション能力を高めるために「こうしたらお友達がどう思うかな?」など考える課題もあり、普段にも活きてきていると思います。

例えばお人形遊びをしていても、お人形を気遣うしぐさを見せたり、公園に行ってもすぐに周りの子と仲良くなってみんなで遊んでいる姿があります。

 

挑戦する事の大事さを知っている

「挑戦する人」というものもあり、ふだんから「挑戦する!」と自分から言い出すほど意識してくれているようです。
積極的に挑戦することは、何事においても大事だと思います。

大人の自分から見てもこどもが一生懸命挑戦している姿をみると「自分も挑戦しなきゃ」と勇気づけられます。

 

バカロレア幼稚園では英語教育もしてくれる

国際バカロレア幼稚園に通った感想レビュー

 

幼稚園側の事情として、バカロレア認定のために英語の教育時間も必須のようで、幼稚園でほぼ毎日英語教育をしてくれています。
ネイティブの先生も何人もいて、授業中以外にも普段の遊びから英語で関わってくださっています。

時期によっては海外からのインターンで来てくれる若い優秀な先生(大学生くらいの方)もいて、英語で元気いっぱいに遊んでくれます。

 

ですので、年少になる前くらいからひらがなの前にアルファベットが読めるようになり、発音もめちゃくちゃ良いです。
発音良すぎて「え?なんて言った?」と聞き返すくらいです。

 

普段からお店の店員さんで外国の人を見かけると「see you!」と話していたりしてビックリします。
ちなみにネイティブ先生や、幼稚園に居る外国の子たちと普段から接しているので、外国の方への接し方も日本人の接するときと全く同じでごく自然です。

 

幼児期から英語をガッツリ習わせると日本語に悪影響では?

このような話も耳にしますが、うちの子二人を見ている限り日本語と英語はしっかり切り分けて考えているようで、「この歌英語じゃん」と言って、聞き分けていたりします。

日本語の話の中に突然英語がまぜこぜで登場することもないので、特に英語教育の弊害は感じません。

 

先生方も勉強熱心

 

バカロレア教育はなかなか奥が深いので、先生方の研修もかなり頻繁に熱心に行われています。
勉強熱心な先生方に囲まれて育つ子どもたちはとても恵まれていると思います。

 

お勉強ばかりさせるの・・・?

バカロレアプログラムは結構大変ですが、いわゆる算数や国語などのお勉強ばかりさせるわけではありません。

 

通っている幼稚園ではひらがなやアルファベットなどのお勉強の時間もありますが、バカロレア学習は探求したり話し合ったりといった活動ですのでお勉強幼稚園というイメージとはちょっと違います。

 

幼児期の非認知教育にも有利だと思う

幼児期に伸ばしてあげたい能力として非認知能力があります。

非認知能力とは、「忍耐力がある」とか、「社会性がある」とか「意欲的である」といった人間の気質や性格的な特徴なようなもので、一般的に「生きる力」といわれるものです。

反対に認知能力とはIQや学力テストなで計測されるものです。

 

シカゴ大学のヘックマン教授らが行った研究では就学前(幼稚園時期)に質の高い就学前教育を施された子どもたちはその後40才以降になっても所得も高く良い生活をしているという結果となりました。

 

詳しくはこの本も参考になります。


内容は以下のような感じです。
なぜ幼少期に積極的に教育すべきなのか?
幼少期に適切な働きかけがないと、どうなるのか?
早い時期からの教育で、人生がどう変わるのか?

 

 

バカロレア幼稚園は非認知能力を伸ばすことにも力を入れているので、この研究の子たちのように将来に良い影響があるのではと思っています。

 

バカロレア幼稚園の気になるところ

教育など全てに関してとても満足なのですが、教育が充実している分、先生方の負担がものすごいだろうなと感じるので、「先生、いつも本当にありがとうございます!」とちょっと余計な心配をしてしまいます。

その他は一切不満はなく、大満足です。

バカロレア幼稚園に入るにあたっての親の心構え

国際バカロレア幼稚園に通った感想レビュー

結論としては、こどものせっかくのバカロレア教育を最大限に活かすには親もバカロレア教育に積極的に関わる必要があります。

幼稚園から随時バカロレア学習に関するお手紙がくるので、そこを確認しながら家庭でも内容をからめながら色々探求したりまとめたりします。

 

上記は提出するものではなく、必須ではありませんが子どもたちが幼稚園で頑張って学習してきたことを、日常ではこんな場面で活かせるんだと気づかせるように工夫しています。

 

幼稚園でのワークショップにも参加したほうが良い

通っている幼稚園ではバカロレアの親向けのワークショップも定期的に開催されており、必須ではないものの、いつも参加して勉強させていただいております。
大人でもつい悩むほどの難易度です。

幼稚園から言われた話ですが、「親がバカロレアに対して無関心なのが一番良くない」ということで、せっかくバカロレア教育を受けさせるなら、親もしっかりと内容を把握する必要があると思います。

 

近くにバカロレア幼稚園が無い…という場合

バカロレア幼稚園に興味があるけど、数が少ないので近くに無いという方も多いですよね。
そのような場合、ペッピーキッズクラブという英会話教室もおすすめです。

 

一般的な子供向け英会話では、英語を話すことに重点が置かれている事が多いのですが、ペッピーキッズクラブはバカロレア教育で扱うような理念を持って学習が進んでいきます。

 

比較例

DMMこども英会話(無料体験あり)  :英会話強化に特化

ペッピーキッズクラブ(無料体験あり)  :英会話と共に国際人の育成を目指す

 

どちらも無料体験があります。


 

 

まとめ:バカロレア幼稚園に入れて良かった

うちの場合、下の子がまだ年少なのでこれからもバカロレア幼稚園とのお付き合いは続いていきますが幼児期にこんなに良い教育を受けさせることが出来て、実際に効果も出てきており本当に良かったなと思います。

文科省も力を入れてきているということと、小学校の英語教育の低学年化も後押ししてか、バカロレア幼稚園の人気が高まってきており、遠方から通ってくる子も増えているそうです。

将来名門大学の入学にも有利な幼児からのバカロレア教育、参考にしていただければ幸いです。

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