文字起こしバイトが気になっている人
「在宅ワークの文字起こしが気になるけど、実際どんなことするのかな。
仕事を得る難易度は?どのくらい稼げるのかな?
経験者の話を聞きたい。
あわせて、稼げる案件や効率よく文字起こしする方法も知りたいな。」
初月から一ヶ月10万円近く稼いだ経験があります。
もともとタイピング速度は速いほうですが、完全初心者・初めての文字起こしでそれくらい稼げました。
いくつかこなすうちにはやく文字起こしする技や、稼げる案件と稼げない案件など分かってきたので紹介します。
文字起こしバイトは稼げないって聞くけど実際どうなの・・・?
文字起こしは「スキルなし初心者」でも出来る在宅ワークの中で一番稼げると思います。
検索すると「稼げない」という話もちらほら出てきますが、それは難しい案件を選んでしまっている事がほとんどだと思います。
稼げる案件選びさえ知っていれば、時給2000円は簡単に達成出来ます。
文字起こしの在宅ワークの内容
ざっくりいうとインタビューや会社の会議の発言内容など音声を文字入力するお仕事です。
具体例は以下のようなものです。
・一対一のインタビュー
・講演会
・複数人でのワイワイした会議
・番組のナレーション
・ YouTube のテロップ用
淡々としゃべるものからワイワイといろんな人が発言するものを全て文字入力するものまでいろいろあります。
文字起こしの仕事を得る難易度
お仕事をもらうための難易度は低めです。
基本的には依頼されたお仕事内容がしっかり出来る方であれば大丈夫なので、面接や選考などはほとんどありません。
しかし、依頼内容が出来ていない物は訂正するように戻ってきてしまうので、依頼内容をよく理解し実行できるのは必須です。
例えば以下のような依頼があります
・ケバ取り(あ~、その~、とかを取る)
・不明な発言は決められた印を付ける
・できるだけ不明発言箇所は少なく、しっかり聞き取る
・発言した人をその都度、表記する
・発言し始めた分秒も全て記録する
発言内容を全てそのままそっくり文字にするものから、こちらが自然な日本語に文章を整えるようなものまで難易度はいろいろです。
文字起こしのお仕事の流れ
ほとんど以下の流れです。
・手順①:ランサーズやクラウドワークスなどのサイトに登録する
・手順②:仕事を探し、応募する
・手順③:採用されたら音声ファイルをもらう
・手順④:WordやGoogleドキュメントなど指定の方法で文字起こしをして、納品
文字起こしはどのくらい稼げるのか
私の場合ですが、一時間あたり200円程度~2000円程度稼いでいました。
文字起こしは一つの案件に対していくらという報酬設定です。
例えば、1本あたり20分から30分程度の内容で5000円の案件だったら・・・
・1時間で終わらせる → 時給5000円
・10時間で終わらせる → 時給500円
文字起こしはどれだけ早く正確に出来るかで稼げる額が変わってきます。
私の感覚的には時給換算で2000円はかなり稼いでいる方に入るかなと思います。
一時間あたり200円程度になってしまったときの理由として、簡単そうだと思って応募したのにめちゃくちゃ大変な案件に当たってしまったからです。
その時は「10分程度の音声~OK」のお仕事だったので、実働2~3時間だけやってすぐに「無理だ…!」と悟って終わりにしました。
稼ぐコツは仕事の選定
先程も紹介しましたが、どれだけ早く案件をこなせるかで稼げるかどうかが決まるので、稼ぎやすい案件を探すのが最大のコツです。
いろいろやってきて、これは稼ぎやすいな、これは稼げないなというのが分かってきたのでまとめてみます。
稼げる文字起こしの案件
まず、稼げる案件の最大の特徴は淡々と一人の人がアナウンサーばりにハキハキしゃべるものです。
・一人の講師だけがゆっくり発言するセミナー内容
・複数人でも、同時に喋らずしっかり順番順番で発言するインタビュー
・テレビのドキュメンタリーの音声
・ほとんどそのままの内容を文字起こしする
文字起こしはケバ取りといって、「あ~」「そうですね」などという不要な発言は起こさないでいいという依頼がけっこうあるのですが、意外と要る要らないの判断が難しいです。
はっきり淡々と発言する内容はほとんどケバ取りする事無くサクサク文字起こし出来ます。
また、裏技ですが音声再生しながら音声入力出来るソフトで「自動文字起こし」もやりやすいです。
(この裏技の良いポイントと注意点は後ほど紹介します)
稼げない文字起こしの案件
逆に、私が時給にしたら200円程度になってしまって「これは稼げないな」と判断した案件はこちら。
・複数人がワイワイ発言する会議。そして重なった発言も全員分文字起こしする。
・発言が不明瞭なもの (べらんめえ口調のおじさんなど)
・あいづちが多すぎるおばさんの喋り
特に大人数が好き放題発言し、すべて文字起こしするというのはかなり大変でした。
重なった発言も全部なので、何度も何度も巻き戻し「今なんて言った?」と考えたりと音声1分間進めるのに10分以上というのも普通でした。
ボソボソと、しかも、べらんめえ口調でしゃべるおじさんのようなものも全然聞き取れず大変でした。
せめて知っている単語なら、考えながら何とか文字に出来ますが、「〇〇会社の~〇〇です」など固有名詞などが入ってきたらもう完全に理解不能です。
どう考えても聞き取れない場合は、その案件では「不明」マークを付けるのですが、不明マークだらけになってしまって気まずい…というのもありました。
稼ぎやすい案件で自動文字起こしする場合
先程の稼ぎやすい案件ですが、ハッキリ一人が喋る場合は一方で音声を流し一方でGoogleドキュメント内のツールで音声入力をするという自動文字起こしの技も使えます。
私は結構この技を駆使して効率的にこなしていました。
経験上の利点と注意点
利点
勝手に文字起こしが出来る
注意点
・なぜか途中で音声入力の方が止まっていることが多々あるので、ちょこちょこ画面確認が必要
・かなり精度は良いが、やっぱり違う所などはあるので自分で最初から丁寧にチェックして直していく作業が必要
ほとんど勝手に文字起こしが出来ると言っても、やっぱり最初から音声と文字起こしした内容をチェックしていく手間はあります。
どちらかというと、
概要を確認するためにざっくり全部を自動文字起こしして、
①最初に戻って音声を少し聞く(30秒程度)
②聞いた音声を発言し、音声入力する
③違って入力されている漢字などを手入力で直す
①~③を繰り返すほうがサクサク進むかなと思います。
上記のように順を追って説明すると、「大変そうだなあ」と思うかもしれませんが、キーボードで手入力する場面は漢字を直すところくらいです。
この方法で私は時給2000円以上稼ぐようになりました。
パソコン無いと文字起こしは出来ない?
パソコン無くても不可能では無いと思いますが、かなり効率悪く、稼ぎにくいかな、、、と思います。
文字起こしは1万円とかのパソコンでも十分なのであったほうが稼げます。
また、WordなどのOfficeがインストールされてなくてもOKです。
Googleドキュメントという、誰でも使える無料のGoogleツールなどを使う案件もたくさんあります。
稼げる案件が見つかるサイト
上記のサイトに文字起こしのお仕事がたくさん掲載されています。
先ほど紹介した稼げる案件もたくさんあります。
どれが一番いい?
文字起こしは人気案件であり、また、それぞれ掲載されている案件が違うので全部登録すると稼ぎやすい案件を獲得しやすいです。
初心者でも稼げる案件を獲得する技
とにかく募集が始まってから1~2日で応募するのが最大のコツです。
稼げる案件は稼いでいる人なら何となく見分けがつくのでやっぱり人気です。
そんななか、登録したての人が獲得するコツが「早く応募する」一点です。
お仕事を依頼する側で考えてみるとわかりますが、スピードは大きな価値になりますので、応募の早い人からオファーする流れが多いです。
在宅ワーク初心者は文字起こしが一番稼ぎやすい
結論として、文字起こしは何のスキルもないけどとりあえずタイピングだけは速いという人に一番稼ぎやすいお仕事だと思います。
ただ、稼げる案件と稼ぎにくい案件の差がかなり激しいのでそこだけ見極める必要はあります。
文字起こしなんて稼げないという噂を聞いて迷っている方は「とりあえず一件やってみるべし」と思います。
私は普段から他人の話は、話半分で聞くようにしています。自分でやってみてこそ、稼げる案件かどうかが分かってきます。
在宅で稼げるお仕事を探している方の参考にしていただければ幸いです。