モコモコゼミこぐま会が気になってる人
「モコモコゼミの内容が知りたい。
モコモコゼミはどういう人に向いているのかな。実際に使っている人のレビューが知りたいな。
あと、公立小学校入学準備用のおすすめワークや問題集があれば知りたいな。」
こういった疑問にこたえます。
我が家のバカロレア幼稚園に通っている年少と年長の子供ふたりに、年少年長の2コース分を受講してもらいました。
ちなみに現在他に使用している教材は、通信教育のワンダーボックスとこどもちゃれんじ、進研ゼミのタブレット教材チャレンジタッチ小学1年生向けコースです
筆者自身が日能研で中学受験経験があり、サピックスは子供の頃からなんとなく知っています。
また、自分のこども二人もゆくゆくは中学受験を考えています。
こういった経験からレビューします。
SAPIXこぐま会・モコモコゼミの概要
入会金:無料
月会費:プチ(1~2歳)1,280円
プレ~年長 各2,420円
最低受講期間:なし。一ヶ月から受講可能
モコモコゼミの教材内容
プレコース~年長コース
1,冊子教材
2,ふろく教材
3,ぬりえ(3ページ)
4,学習の手引
5,チェックシート
6,モコモコシール
7,出席簿
プチコース
1,カード教材
2,パズル
3,ぬりえ
4,モコモコシール
5,出席簿
SAPIXこぐま会モコモコゼミは高い?
通信教育の月会費としては平均的です。
ただ、他の通信教育の教材のボリュームと比べると割高かなあ・・・という感想です。
キャラがフワフワしていてとても可愛いです。以前はハローキティ・ゼミ/のりものゼミという名前だったそうですが、令和二年月から変更になりました。
年長コースは可愛いキャラとは裏腹に意外とハードな内容でびっくりしました。
年少のモコモコゼミの内容
ものすごくシンプルな白無地の封筒にはいってきました。
進研ゼミと比べると真逆な感じです。
モコモコゼミはこどもの個人情報なしで登録出来るので、プライバシーに配慮した作りなのかなと思いました。
表紙です。
厚めのツルツルしたこの厚紙がファイル代わりになっています。
裏面です。出席簿として使います。絵がとても可愛いです。
開いたところです。問題が数ページあります。
その他の教材と保護者向けの案内の冊子などが入っています。
カード教材などもあり、実際に手を動かしていろいろ考えるようになっています。
がくしゅうのてびきがしっかりしていて、こどもの教育用というより、むしろ保護者を教育するためのものではないかというぐらい詳細な解説が書かれています。
でも、この問題はこのような出題意図なんだな、日常生活でもこうやって教えてあげるといいんだなという道しるべみたいになるので、気に入りました。
年長のモコモコゼミの内容
年長もおなじく白無地の封筒に入ってきました。
表紙もほとんど同じです。
年少から年中までは基礎を固めるような内容ですが、年長からどんどんレベルアップしていきます。
今回は絵のカードを使って自分でお話を作ってみましょうという内容もありました。
お話づくりは、ゆくゆくは作文や感想文、中学受験での記述問題にも役立つのでとても良いと思います。
ペーパー教材の一部です。
文章がたくさんあり、しっかり読んで内容を理解しないと解けないつくりです。
見た目は可愛らしいのにかなりハードです。
年少にもあった学習のてびきです。
このようにみっちりと解説が書かれています。
でも、育児書などをよむより実践的だなという印象です。
その他立体図形などの問題があり、先日受けた四谷大塚の全国統一小学生テストの年長コースと同じような内容もたくさんありました。
さすがSAPIX・こぐま会の内容だけあって、本気度がすごいなと思いました。
モコモコゼミが向いている人
・家庭で大人がとなりに付きながら一緒に学習できる人
・実際に手を動かしながら考える習慣をつけたい人
モコモコゼミはペーパー以外にも色んな手を動かしながら使う教材があり、その結果を書くものとしてペーパーの教材があるという考えです。
そのため、親が一緒に横について学習する必要があるな…と感じました。
でも、手を動かしながら考える習慣はとても大事で、小学校以降~ずっと考える力の土台になるので、小さい内に習慣づけるための教材として優れていると感じました。
逆に、小学校中学年以降で成績が伸び悩む子は、考えるのをめんどくさがりすぐ答えを知りたがってしまう子だそうです。
モコモコゼミの通信教材以外で、SAPIXこぐま会の教材を買いたい人
Amazonなどにもこぐま会の教材がたくさんあります。
通信教材に申し込むのはハードルが高いなという人や、小学校受験の対策問題集が欲しい人はAmazonなど通販から購入するほうが手軽です。
公立小学校入学準備のおすすめの教材はチャレンジかも
公立小学校に入学するための準備としては、やはり【こどもちゃれんじ】が良いかなと思い、色んな教材を試した結果として、王道のこどもちゃれんじに落ち着きました。
小学校受験向けのペーパーテストは、ひらがなはおろか数字も書きません。
公立小学校の準備としてのオススメの教材はやはり【こどもちゃれんじ】だと思います。
スマイルゼミとチャレンジタッチの比較【低学年向けはチャレンジタッチ】にも書きましたが、幼稚園児2人に色んな通信教育を試してもらった所一番楽しそうに取り組んでいたのはチャレンジでした。
IQを高めるためのタブレット教材、ワンダーボックスも続けていますが、小学校準備という視点としては、ひらがなや算数などの学習が年長からはじまる【こどもちゃれんじ】がこどもには合っているようです、
まとめ:モコモコゼミは親の関わりが大事だった
モコモコゼミはとても良い教材だと思いますし、コツコツ続けていけばかなり力が付きそうです。
保護者向けの解説がとても優れていて、日々の生活の中でのこどもとの接し方に役立つという点も良いと思います。
しかし、小学校入学準備をしたいと思っている我が家としてはこどもちゃれんじやワンダーボックスかなあ・・・と思ってしまいました。
教材の方向性が全く違うので、とりあえず無料で資料請求してみてお子さんに見てもらうのが一番だと思います。
モコモコゼミを検討している方の参考にしていただければ幸いです。